Sustainabilityサステナビリティ
環境基本方針
気候変動への考え方
私たちは地球温暖化の主原因である二酸化炭素を大量に発生させて今の繁栄を勝ち取ってまいりました。言い換えれば気候変動により被る様々な災害の代償は既に繫栄という形で受け取っています。しかし、世界を見渡せばこの繁栄を受け取っていない人々は大勢おられ、そのような人々ほど被災時の補償が十分でないのが現実です。また、これから生まれてくる子供たちが生まれながらに気候災害のリスクにさらされる状況を見過ごすことはできません。
三ツ星ベルトグループはこのような背景とそこから生まれる私たちに課せられた責任をしっかりと認識し気候変動対策に取り組んでまいります。具体的には前述の「マテリアリティ一覧」に示したように“どこで”、“どのようにして”、“どれだけの“CO2排出量を削減するかをKPIとして明確にし、サステナビリティ推進委員会においてトップマネジメントの監視のもと、これらKPIの迅速で確実な達成を目指します。
地球を温暖化させたのは私たちです。責任を持って、地球温暖化の抑制に取り組み、いわれなく気候災害のリスクにさらされる人々の安全と安心に貢献してまいります。
水資源の保全
水道水をそのまま飲むことができ、非常に安く水を手に入れることのできる日本に住んでいると水資源の保全に関する活動が疎かになりがちです。実際に三ツ星ベルトグループでは、主力製品である伝動ベルトを海外生産拠点の三分の一しか生産していないにもかかわらず、国内生産拠点が海外生産拠点の2~3倍の水を使っています。それでは日本で水の問題がないかというと、“渇水”は毎年日本のどこかで発生しています。
三ツ星ベルトグループでは遮水シートの製品とサービスの供給を通じて水資源の保全活動に参画していますが、一方でこのような無駄遣いを行っていることを重く受け止め、2030年度までに国内の水使用量を2021年度比で半分にするという目標を掲げ水資源の保全活動に取り組んでまいります。
環境基本方針
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環境基本方針
三ツ星ベルトグループは、全ての事業活動において、「人を想い、地球を想う」の基本理念のもとに、持続可能な社会の実現を目指し、地球規模の視野に立った環境保全活動を行い、社会に貢献する企業づくりを推進します。
1.環境管理システムの維持
2.コンプライアンス義務の履行
3.ステークホルダーとの協力
4.技術力の活⽤
5.継続的改善の実施
環境管理システムを通じて三ツ星ベルトグループの全従業員に、この環境基本方針を周知します。また、全てのステークホルダーが容易に入手できる形で社外に開示します。
2021年10月1日改定
三ツ星ベルト株式会社