Sustainabilityサステナビリティ
社会貢献活動
三ツ星ベルトグループは、国内外にある全ての事業拠点がそれぞれの属する地域社会とともに発展していくことを目指し、以下に示す「三ツ星ベルトグループ行動基準」からの抜粋項目に則り、活動しています。国内の三ツ星ベルトグループでは、「住民と企業が共生するまちづくり」を目指し、グループ従業員で構成されるボランティア団体「三ツ星ベルトふれあい協議会」を結成し、地域の皆様とのふれあいを大切にしながら活動しています。
「三ツ星ベルトグループ行動基準」からの抜粋項目
●地域社会とのパートナーシップを大切にします。
●地域社会の課題解決につながる社会貢献活動を行います。
三ツ星ベルトふれあい協議会の活動
神戸本社・事業所(神戸市長田区)/たなばたまつり(7月)
地域に隣接する神戸市営地下鉄海岸線が2001年の7月7日に開通したことを祝って始まったたなばたまつり。綾部事業所がある京都府綾部市から笹の寄贈を受け、周辺道路は願い事が書かれた笹飾りで華やかに彩られます。会場内には地域住民や三ツ星ベルト従業員が思い思いに企画したかず多くの屋台が軒を連ねます。
東京本社(東京都中央区)/ミュージックサロン(年2回不定期)
震災復興にあたって多くの方からサポートをいただいたお返しをしたいと、東京で入場無料のコンサートを開催しています。観客の音楽ファンのみならず、出演する若手の音楽家の皆さんには、一流のコンサートホールで演奏する機会として喜ばれています。
四国工場(香川県さぬき市)
さぬき手打ちうどんと地引網体験会(5月)
四国工場に隣接する海岸での地引き網と、さぬきうどんの手打ち体験会を開催しています。神戸本社や綾部事業所からもバスを連ねて大勢参加し、普段できない貴重な体験が喜ばれています。
生産拠点所在地への寄附
当社が生産拠点を置く、香川県さぬき市、京都府綾部市に寄附・支援を行っています。地域創生の一環として掲げるプロジェクト事業の内容に賛同し、企業版ふるさと納税を活用した上で、2022年にそれぞれの自治体へ1,000万円を寄附いたしました。この活動が評価され、綾部市からは市の発展に寄与した団体として2022年篤志者表彰を受け、さぬき市からも感謝状を授与されました。引き続き「地域との共生」を推進し、今後も事業活動を通じて地域との交流を続けてまいります。
綾部事業所(京都府綾部市)/ あゆのやな漁見学会(9月)
綾部市を流れる由良川で、期間を限って行われる伝統漁法"あゆのやな漁"を見学する会を開催しています。神戸本社や四国工場からもバスを連ねて参加し、川に仕掛けられた”やな”に打ち上げられて飛び跳ねるあゆを手づかみで捕まえようとする子どもたちの歓声が絶えません。
“学校ビオトープ”の支援
三ツ星ベルトふれあい協議会は、社員のボランティアで兵庫県下の教育施設に100ヶ所以上のビオトープ(生物生息空間の池)設置に協力しています。自然環境の保全は、事業継続の上で企業に求められる責任です。環境法令の遵守にとどまらない、より積極的な取り組みが求められます。同協議会ではビオトープづくりに必要な当社製遮水ゴムシートを提供するなど、行政と協力し生物多様性の保全に取り組んでいます。
子どもたちの未来を応援する活動
日本ユニセフ協会への寄付金贈呈
基本理念「人を想い、地球を想う」のもと、子どもたちへの支援活動を行っています。
阪神・淡路大震災で三ツ星ベルトの本社がある神戸市長田区は壊滅的な被害に見舞われました。歳月が流れるとともに災害に対する当時の記憶は薄れつつあり ます。しかし、世界中では依然として貧困などによって、年間520万人もの子どもたちが5歳未満でその尊い命を失っています。
三ツ星ベルトグループは基本理念「人を想い、地球を想う」のもと、こうした子どもたちの役に立ちたいと、震災10年目の節目にあたる2005年度から「世界の子どもたちに愛の手を」と題して、グループ従業員一人ひとりから寄せられた寄付金を主体に、公益財団法人日本ユニセフ協会に対する寄付金贈呈を毎年継続して実施しています。2022年度も1,000万円を寄付しました。
ウクライナ、モルドバへの支援
ウクライナおよび周辺地域で被害に遭われている方々を支援するため、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に10万ユーロ(約1,390万円)を寄付しました。この寄付金はUNHCRを通じて困難に直面している人々の人道支援に活用されます。また、ウクライナからの避難者を多く受け入れているモルドバ共和国へ、駐日モルドバ大使館を介して650万円の寄付を実施しました。
社会貢献活動(海外関係会社)
海外関係会社でも「人を想い、地球を想う」という基本理念のもと、子供たちへの支援活動を行っています。子どもたちの未来を応援するこ の活動は、国内各事業場にとどまることなく、海外拠点にも展開しています。また、地域社会との協業による環境保全活動も行っています。
タイでのCSR活動
STARS TECHNOLOGIES INDUSTRIAL LIMITED CSR活動
タイのSTARS TECHNOLOGIES INDUSTRIAL LIMITEDは、子供たちへの支援活動を中心にさまざまな活動を行っています。
コロナ禍では、COVID-19検査チームへの各種寄付・寄贈を行いました。
工業団地内の企業と協力してラヨーン地区で植林を実施しました。
インドネシアでのCSR活動
PT. MITSUBOSHI BELTING INDONESIA CSR活動
COVID-19を予防する目的で、マスク、フェイスシールド、消毒剤、防護服、食品などを提供し、会社周辺の人々を支援することに焦点を当てて活動を実施しました。
生徒と教師への感染防止対策用品の寄贈、学校への手洗い設備を寄贈しました。
パシルジャヤ小学校とジャティウブン警察署で行われた予防接種プログラムを支援し、医療担当者のための感染防止対策用品と食料品を提供しました。
パシルジャヤ区役所への感染防止対策用品と食料品を寄贈しました。
PT. SEIWA INDONESIA CSR活動
COVID-19の流行により約2年間CSR活動を休止していたPT. SEIWA INDONESIAは、2021年度のCSR活動として、特にブカシ県における教育分野へのサポートとCOVID-19収束に向けた支援を行いました。また、MM2100工業地帯にある工業パートナー職業訓練校から、現場作業実習を行う学生を受け入れて、教育を実施しています。この活動は、彼らに仕事の世界と産業の世界を紹介し、特に製造業のニーズに合った従業員になるための準備をサポートするためのものです。特にブカシ県でCOVID-19ウイルスの影響を受けた産業労働者のために、集中隔離施設提供の寄付などを通じて支援を続けています。
CSR活動としてブカシ県政府に1000万ルピアの寄付を行い、特にブカシ県で働いている人々のために、集中隔離施設を提供しました。
学生たちは、関連セクションのリーダーから指導を受けながら、現場でのトレーニングを受けています。
関連するセクションのオフィスでは、管理分野の研修も行っています。
集中隔離施設は、北チカラン県ジャバベカに位置しています。この施設は、特にブカシ県にある企業で働く人々を対象としています。
ヨーロッパでのCSR活動
MITSUBOSHI POLAND Sp.z o.o. CSR活動
ポーランドの国境警備隊は、8/28時点で、ポーランドに入ったウクライナからの避難民が580万人に達したと発表しました。2月の侵攻から半年が経過した8月24日はウクライナの31回目の独立記念日であり、ポーランド各地でウクライナに関する催しが行われました。
MITSUBOSHI POLANDの社員も支援金の寄付、物資寄付、物資提供会場での手伝い、配達支援、チャリティーマラソンなど各自プライベートな時間でボランティア活動に積極的に参加しています。
Mitsuboshi Belting Europe GmbH CSR活動
Mitsuboshi Belting Europe GmbHの従業員がウクライナから避難してきた知り合いを自宅に宿泊させたり、他の従業員もデュッセルドルフ市内中心部に開設された受け取り場所に支援物資を持参したり、デュッセルドルフ市を通じて寄付金を送ったりしています。支援物資を学校に持ち寄り、学校からメッセ会場に隣接する物流倉庫へ持ち込み、ポーランド行きのトラックへ積み替える活動を実施しています。