Technical Libraryテクニカルライブラリ

　Ｖベルトの早期故障の要因と、その処置方法を紹介します。正しくＶベルトをご使用いただくことで、寿命を延ばすことができます。

　早期故障が発生した場合、そのまま使用していると機能性の低下またはベルト切断等で周辺部品にダメージを与えることがあります。ベルトの早期故障要因は複数あり、それぞれ対策方法・処置内容が異なります。

　ベルト歯とプーリ歯の間の隙間のことをバックラッシと呼びます。歯形別のバックラッシ量をご紹介します。

　ベアバック仕様の特長をご紹介いたします。ベアバック仕様は歯布に特殊加工を施し、ゴム粉飛散を抑えたクリーンな運転が可能です。

　仕様別のSS曲線をご紹介します。SS曲線とは、ベルト歯とプーリ歯をかみ合わせて荷重をかけて引っ張った際のタイミングベルトの伸び率をグラフ化したものです。

　走行時にタイミングベルトはプーリと噛み合うことで騒音が発生します。 この騒音の低減にはベルトの幅を狭くすることによる効果が大きく、ベルト幅を狭く設計できる高トルクタイプのタイミングベルトを採用いただくことにより、騒音を抑制低減することが出来ます。